都城市|出会い|新たな出逢いと多様な交流、土曜朝活

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土曜朝活2023lunch box

都城市国際交流員の皆様・特別インタビュー

都城の婚活イベント

【1月28日土曜朝活はジョージ先生を迎え国際交流★これを機会に世界の婚活事情をインタビューさせて頂きました】

都城市国際交流員の皆様introduction

銭慧文(セン ケイブン)さん(中国上海出身)せんちゃん

都城市の恋・婚活交流|社会人サークル|婚活イベント|婚活パーティー|30代結婚|20代結

出身:中国上海市
趣味:読書、旅行
愛称:銭(せん)ちゃん
上海師範大学天華学院を卒業後(主に上級日本語、翻訳日本語、ビジネス日本語等を学習)、総経理アシスタントや通訳などの仕事を経て、2018年5月より都城市国際交流員として勤務。

中国・上海の婚活事情

上海も日本同様、少子高齢化は深刻な問題です。
上海で暮らしていた私は小さい頃から「婚活」にはよく馴染んでたと思います。ご縁を結ぶバラエティー番組が人気で、よく観ていましたし(日本で言うところのプロポーズ大作戦やフィーリングカップル5vs5、ねるとん、ナイナイお見合い大作戦のような番組)、小学生の頃に、クラスの先生がカップリング番組に出演した際には全生徒で応援、視聴しました。

そして中国では当人というより、その親同士が子どもに代わって行う婚活の方が盛んだったりします。「上海人民公園」通称お見合い公園は娘、息子たちの結婚相手を探す親でいっぱいです。公園内では身上書のようなものを傘に貼りだして相手を募集しています。日本では親が子どもの結婚にそこまで干渉しないそうなので羨ましいです。

男女お互いに結婚相手に求めるものは

上海は日本と似ているかもしれません。一般的に、女性(というより親が、かもしれません)が男性に求めているものは学歴や経済力、男性が女性に求めているものは若さや容姿だと感じます(笑)
上海の男性は「家」を持っていないと結婚できない、とされています。まず、家を持っていない男性との結婚を女性の親が結婚を許さないです。
とはいえ、友人たちを含め周囲ではお互いがお互いを気に入って、好きになって結婚していると思っています。年齢では20代後半~30代前半にかけて結婚しているかな、と思います。
※法律上結婚してよい年齢は男性22歳、女性20歳です。

年齢差は男性が女性より2~3歳上、というカップル・結婚が多いと思います。
年の差婚、10歳以上男性が上、というケースもありますが、それは男性の経済力が大きい場合のように思います。
女性が年上のカップル、というケースもあります。女性が男性より10歳以上年上というカップル・結婚は周囲の反対にあうかな、とは思いますが、映画やTVの影響もあり女性も若い男性を相手に選ぶ、という事が受け入れられ始めているかもしれません。

どの場合でも結婚時に賃貸物件に住む、というのは考えにくく、持ち家で生活をスタートさせるというのが一般的です。上海では子どもは一人、という事が決まっていた時代でもあり(現在は三名までとされている)マイホーム計画が立てやすいというのもあったかもしれません。
モンゴルと同じように男性が女性より上位、優位、格上の立場であることも望まれていると思います。

日本ではアニメの登場人物や、アイドル、芸能人が理想となってしまい、婚期が遅れてしまうケースもあるとのことですが、上海ではショート動画やTickTokの出演者にハマっている方が多いです。

男性も家事育児に参画する?

はい、男性も育児、家事に参加します。育児休暇も取りますし、問題なく取得できています。(日本では男性の育児休暇が取りにくい、という声もある)
都城市の提携都市の重慶では男性がめちゃくちゃ家事・育児に参加している、奥さんを大事にするということで、とある調査の上位にランクインしています。上海もです。女性の方が強く(笑)男性が優しいですね。

ご自身の結婚観や婚活について

国の政策としては、結婚しましょう、子ども産みましょう、離婚を減らしましょう、等ありますが、政策や社会圧で結婚しよう、とは思いません。普通に好きな人が出来て「この人となら結婚してもいいな」と思えたら結婚を考えます。私の友人たちも同じような意見です。親や、親戚からは「結婚、結婚」と言われてしまいますがそこに流されたくないと思っています。
婚活は、出逢いの場として楽しいイベントであれば参加してみたいなと思っています。上海でよく開催されているという「謎解きゲーム」に参加してみたいです。このイベントが交際のきっかけだという人も多いと聞くんですよ。
その他の婚活については、マッチングアプリの利用は中国では色々問題も起きていて怖いと感じています。紹介がありカジュアルなお見合いであれば抵抗なく会ってみようとは思います。ドラマでみたスピードデート(日本でいうお見合い回転寿司)は面白そうだな、と思いました。

都城市国際化推進室

ジャルガルフー・ヒシグジャルガルさん(モンゴル出身)ヒシゲちゃん

都城市|出会い|30代|婚活イベント|土曜朝活

出身:モンゴル国ウランバートル市
趣味:読書、ランニング、ハイキング、ヨガ、折り紙
愛称:ヒシゲちゃん
モンゴル国立科学技術大学院言語教育学部日本語学科を卒業後、日本語講師やJICAにおけるプロジェクトのコーディネーターなどの仕事を経て、2022年8月より都城市国際交流員として勤務。

モンゴルの婚活事情

モンゴルはわりと「若者の国」と言えると思います。
みんな結婚するのも早く20代では普通に結婚していきます。しかし最近は国際化が進んで、20代でもまずは自分の社会的な地位を確立、安定させてそれから結婚を考えるという傾向もあるように思います。20代で結婚、というよりは20代では人生をもっと謳歌し、30代になってから結婚と考える若者が増えているように感じてます。男性も、女性もです。
とは言え、モンゴルでは人生短いからこそ早く家庭を持って幸せな時間を長く過ごせるようにと、20代になると親戚一同「結婚」を勧めてくるので、みんな難なく結婚、出産していますし、「20代で子ども3人います」という事も特に珍しいことでもないです。
ですからわざわざ「結婚するなら、子どもを産むなら若いうちに」と声をあげる必要が無く、自然なことのように思います。
モンゴルでは少し前まで男性の平均寿命が50代とも60代とも言われていて、モンゴルの英雄「皇帝チンギスハン」は9歳の時に結婚したという逸話もあるし「結婚は早いうちに」という意識が根強くあると思います。
結婚するのにさほど苦労はない、という一方で問題もあります。モンゴルは離婚が多くシングルマザーも増えています。
法律上結婚してよい年齢は男性、女性とも18歳です。

男女ともに求め合うものは

モンゴルでは男性の進学が推奨されておらず、学歴というよりは「仕事」がどうか、が重要視されていました。一方、女性に教育の機会が与えられることが多くなりました。
女性が結婚相手として求める男性はやはり「家」「車」を持ち、安定した「仕事」をしていること。一方、男性が女性に求めることは「格上」でない事。
家庭では、男性が主導権を握り、家族、一族を守るリーダーである必要があり、そのためには男性が年齢もそうですし、経済力、学歴ともに女性より上でなければならないと考えられています。
日本ではアニメやアイドルの女性の○○ちゃんが理想、という男性も多いそうですがモンゴルでは理想の女性に自分の母親像を描く男性が多いです。
そして女性も好きな男性に「自分の母親と似ている」と言われると嬉しいと感じます。モンゴルでも女性の方が長生きですから相手の男性の母親の存在・影響は大きいです。結婚を考えるお相手の男性に自分の母親と似ている、と言われたらとても光栄です。

年齢差は男性が女性より10歳上、というカップル・結婚は普通にあります。
しかし、女性が男性より10歳上、というカップル・結婚は周囲の目、反対により難しい、厳しいと思います。

男性も家事育児に参画する?

はい、男性も家事をします。子どもの頃から男性女性関係なく、家の手伝いを当たり前にする習慣がありますし、例えば赤ちゃんが夜泣きするのであればそれをお世話するのは大抵男性の役割です。それは当たり前です。

結婚観や婚活について

前向きに結婚をしたい、と考えています。
モンゴルでは「合コン」や「お見合い」のような習慣はないですし、マッチングアプリの利用も考えられません。
これから自分の人生を歩んでいく中で、いい人と出会いがあればと思います。婚活、出会いの場、というより自分の理想、望ましい相手がいそうなところに参画していこうと思います。例えばスポーツジムという方もいるでしょうし、同じような活動をしている男性がいると思われる協会に所属したり、JCI青年会議所とか自分と同じような学びや経験を得たい人が集まる場所とか。
それらは直接「結婚」や「出会い」に繋げることが目的の行動ではないかもしれませんが、日本の婚活パーティーのようなのは「結婚していない」という意識がさらに強くなりそうで、行くのはちょっと恥ずかしいです。
モンゴルでは30代女性がシングルの場合「高学歴」で自立していることが多いのですが、30代の男性がシングルの場合「問題があるのでは」と考えられる傾向があり、男性の方が「独身」でいることは厳しいかもしれないです。

国際交流員Let's Try It!

ジョージ・ウィリアム・グーナンさん

都城市の恋・婚活交流|社会人サークル|婚活イベント|婚活パーティー|30代結婚|20代結


出身:オーストラリア連邦コーラク市
趣味:ダイビング、ピアノ、スポーツ全般(特にバスケと水泳)
愛称:ジョージ
モナシュ大学言語部・工学部在学中にJICE JENESYSプログラム(21世紀東アジア青少年大交流計画)などに参加し、同大学を卒業後、2018年8月より都城市国際交流員として勤務。

オーストラリアの婚活事情

オーストラリアの婚活事情については【1月28日土曜朝活&ランチ交流会】にてジョージさんから直接お話を伺いましょう。皆様のご参加をお待ちしています。
★都城市国際交流員の皆様、貴重なお話をお聞かせくださり大変ありがとうございました。m(__)m


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